イツモココデ

イツモココデ

 
最終更新日:2025/11/24(月)19:45
 

小・中学生の学びを「深める」「つなげる」「面白がる」オンライン空間

■ 子どもの「わからない」が、学びの入り口になる場所

「イツモココデ」は、ただ勉強を“教えてもらう”ための場所ではありませんでした。
子どもたちが抱く「どうして?」「なんで?」というモヤモヤを出発点に、他の子どもたちとの一対一の対話を通して、自分で考える力や、学びを深める力を育てていくオンラインコミュニティです。

ここには、学校の成績だけでは見えない「学ぶ力の本質」が、自然と育まれる仕組みがたくさんあります。
問題の答えを求めるのではなく、自分の中の「なんで?」を言葉にして、質問として投げかける。
その当たり前の繰り返しの中で、子どもたちは「学ぶって面白い」と感じる瞬間に出会うことができるのです。

ふだんなら曖昧にしてしまう「わからない…」という気持ちが、ここでは「聞いてみたい」「話してみたい」という好奇心に変わります。
そしてその過程で、自分が「何をわかっていないのか」「どう聞けば伝わるのか」を考える力が自然と育っていくのです。

■ 心理的に安全な「対話空間」

イツモココデでは、質問も回答もすべて匿名で行われます。
誰かに見られる心配も、評価される不安もありません。
だからこそ、素直に「わからない」と言える。
その安心感こそが、学びの出発点になります。

やり取りはすべて一対一のスレッド形式。
大勢の前で発言する緊張もなく、「こんなことを聞いたら恥ずかしい」とためらう必要もありません。
納得できるまで何度でも同じ質問を重ねられるので、「自分の言葉で理解する力」がじっくりと育まれていきます。

■ 学年を超えてつながる「教え合い」のコミュニティ

イツモココデの最大の魅力は、学年を超えた“教え合い”の循環でした。
ここでは、年上の子が年下の子に教えることが自然に行われています。

年下の子は、先生よりも少し先を歩く先輩から、同じ目線の言葉で学ぶことができ、「わかる!」という実感が次の学びへの意欲につながります。
一方で、年上の子は、教える過程で自分の知識を整理し、「わかっているつもり」から「ほんとうに理解している」へと深めていきます。

誰かに伝えることは、最高の学び直し。
この往復の中に、教科書には載っていない成長の場がありました。

■「対話の力」を育てる、未来につながる学び

イツモココデで培われている力は、単なる学習のための力ではなく、これからの社会を生きる上で欠かせない思考力・表現力・共感力です。

質問する力は、自分の疑問を整理し、相手に伝わる言葉を選ぶ力を鍛えます。
答える力は、相手の理解を想像しながら、わかりやすく伝える力を育てます。
この二つを往復するうちに、子どもたちは「他者と考えをつなぐ」喜びを知り、“考えることを楽しむ知性”を身につけていきます。

■ 保護者も安心の運営とサポート体制

保護者が安心して見守れるよう、運営事務局がすべてのやり取りを常に見守っています。
「11の禁止事項」が設けられ、トラブルや不安があってもすぐに相談できる体制が整っていました。

質問に回答がつかない場合には、運営側が「質問の改善」や「回答者への呼びかけ」を行い、学びの機会を逃さないようサポートしてくれます。

また、保護者専用画面からは、お子さんの活動状況や「シンボル」の成長を見ることもできるので、家庭での会話のきっかけにもなります。
親子で“学びを共有する時間”が生まれるのも、このサービスの大きな魅力でした。

■ 学びを続けたくなる「しかけ」

イツモココデには、学びを“遊び心”で支える仕掛けがありました。
活動に応じて動植物の「シンボル」が成長し、その姿が少しずつ変化していきます。
自分の成長をシンボルと重ねて感じられるのが、なんとも楽しいのです。

さらに、成長段階に応じて開かれる「25の問い」は、日本や世界の文化・科学・社会など、幅広いテーマに触れるきっかけになります。
大人でも簡単には答えられない問いに挑戦する中で、子どもたちは「知るって面白い」「もっと考えてみたい」と自然に次の学びへ進んでいく。
その設計の丁寧さには感心しました。

■「イツモココデ」がもたらす未来

この空間が大切にしていたのは、「学びは、誰かとつながることで深まる」という理念でした。
一方的に教えられるのではなく、対話を通して考え方そのものを交換し合う。
その積み重ねが、子どもたちの中に「知の根っこ」を育てていくのだと実感しました。

勉強を「やらされること」から「面白がること」へ。
イツモココデは、そんな小さな一歩を自然に後押ししてくれる居場所です。

正直、もっと早くこうしたサービスに出会っていたら、自分が関わってきた子どもたちにも参加させてみたかったと思います。
それくらい、ここには“学ぶことの喜び”が息づいていました。

■ 今こそ「問いと対話」のある学びを

この投稿を読んで「ちょっと試してみたいな」と思われた方へ。
イツモココデは、今なら2026年3月末まで無料で利用できます。

パソコン・タブレット・スマートフォン、どの端末からでも参加可能。
いつでも、どこからでも、子どもたちの「考える力」を育てられます。

イツモココデは、子どもたちが自分の“問い”から未来を描くための、あたらしい学びの場でした。
ここから、きっと次の「学びの物語」が始まっていくのだと思います。

 
 
イツモココデ

イツモココデ

オンラインの居場所

ページTopへ